浜中町の豊かな大地と
熊谷家・親子四代で
築き上げた良質な生乳

牧場紹介
24時間ストレスの
かからぬよう
成長を見続ける
Ranch introduction

牧場紹介

 弊社では、約330頭の搾乳牛(出産した母牛)と約250頭の育成牛(離乳期以降出産前の牛のことを言います)。約30頭の仔牛(離乳期まで)が場内で飼養されています。
 牛たちはそれぞれの成長ステージに合わせて牛舎を分けて過ごしており、そのエサもステージごとに調整することで、牛の体調を崩すことなく健康に育っていきます。
 文字にすると簡単になってしまいますが、みなさんもご存知の通り、牛は言葉を話すことはできません。
 体調が悪くても、どこかが痛くても人間に訴える術を持っていません。そういう意味では、赤ちゃんを育てるのと変わらないかもしれません。
 だからこそ我々は、牛の健康状態をしっかりと見極めケアをしてあげる必要があります。
 世の中のお母さんも酪農業も相手が生き物ですから休日もなく、24時間牛がストレスなく健康に育つことを考え、面倒を見続ける。
 決して楽なことではありません。

牧場紹介
24時間ストレスの
かからぬよう
成長を見続ける

 それでも我々の努力が少しでも多く実り、みなさんに美味しい牛乳やアイスクリームをお届けするために我々は努力を続けて参ります。
 ちなみに弊社の年間の生乳出荷量は約3,000トンで、1ℓの牛乳パックにすると約300万本分になります。
 私たちが住む浜中町の人口が約5,500人ですので、年間一人当たり545本も飲める計算になります。(そんなに飲めませんが…)
 実際は、我々が生産する生乳の多くはハーゲンダッツのアイスの原料になったり、生乳として皆様の食卓へ届くことになります。
 熊谷牧場は今日も明日もみなさんに美味しい牛乳がお届けできることを嬉しく思います。

種付け、妊娠、分娩、搾乳
母牛へ生乳へ対して
ベストなサイクルを
Milking cycle

搾乳牛の
サイクルについて

 母牛は泌乳期(搾乳できる期間)が分娩後約300日間で、その泌乳期間中に次の種付けを行い妊娠、乾乳期(分娩前60日程度は次の分娩に備え体を休ませます)を経てまた分娩し、搾乳をするといったサイクルで進んでいきます。
 そのサイクルで搾乳牛が減ることのないよう牛の発情期を逃さず種付けを行うこと、そして安全に分娩まで持っていくことが我々の仕事になります。
 酪農のこと、牛のことはよくわからないな…という方は弊社サイトで少しでも興味を持っていただければ幸いです。

搾乳牛のサイクルについて
Breeding environment

飼養環境紹介

飼養環境紹介
搾乳牛が暮らす搾乳舎

搾乳牛が暮らす
搾乳舎

約330頭、一頭一頭にベッドが割りあてられ寝ることができます。
哺乳期の仔牛

哺乳期の仔牛

一頭ずつハッチの中で育ちます。牛舎は楽しい音楽も流れていて陽気な牛が育つかもしれません(笑)。

搾乳牛の餌

搾乳牛の餌

搾乳牛の餌は栄養分が高く、高泌乳になるよう設計がされており、粗飼料の状態によっても設計を変更していきます。

12頭ダブルのパーラー

10頭ダブルの
パーラー

一度に10頭×2列の計20頭の搾乳が可能で、一日2回搾乳を行います。

初産前の未経産牛

初産前の未経産牛

これから初産を迎える未経産牛たちは広々とした敷地でそれぞれ伸び伸びと自由に過ごしています。

飼料タンク

飼料タンク

飼料タンクにたっぷり入った栄養満点の配合飼料を粗飼料と混ぜエサを作ります。

フェント社のトラクター

フェント社の
トラクター

ピカピカのフェント社のトラクターはコントラ事業でも大活躍。
見た目のかっこよさも際立ちます。

場内のバンカーサイロ

場内のバンカーサイロ

場内のバンカーサイロに一番草を踏んでいる様子。サイレージとして牛の美味しいエサになります。

ペットのニワトリちゃんたち

大型重機完備・土木部門

ショベルカーはバンカーサイロでの踏圧や、場内の掘削・整地など一年中活躍

離乳期中は多頭飼育で

離乳期中は
多頭飼育で

離乳期に入ると多頭飼育に入り、少しづつ広いところで過ごすことになります。
ウチの牛はとても懐っこいです。

腕利きの藤倉削蹄さん

腕利きの藤倉削蹄さん

牛の足の状態は腕利きの藤倉削蹄さんに任せ!個体毎の足の状態をデータ化してくれる強い味方です。

ロボット給餌

ロボット哺乳

多頭飼育期に入ると自動哺乳機を利用したロボット哺乳が可能になります。